「早く脱毛したいから」といって家庭用脱毛器で3日に1回照射したり、毎日つかうことは意味がありません。
集中的に照射しても意味ないのは、毛の毛周期が関係しているのが理由。
パワーが弱い家庭用脱毛器でも、3日に1回や毎日はやりすぎです。
この記事では、
- 毛の毛周期サイクル
- 部位別の毛周期サイクル
- 家庭用脱毛器の脱毛パターン
などがわかります。
家庭用脱毛器でムダ打ちするのはやめて、効果があるときに最大限のアプローチをしてくださいね。
家庭用脱毛器を3日に1回使う前に知っておきたい毛周期
レーザーでも光脱毛でも、ムダ毛に効果的にアプローチできるのは成長期だけ。
だから、成長期以外の毛に照射しても無意味です。
毛周期は全身の毛すべてが同じというわけではなく、部位によって差があります。
部位別毛周期のサイクル期間は以下です。
部位別毛周期のサイクル期間
部位別の毛周期は、下の表にまとめました。
部 位 | 成長期 | 休止期 |
---|---|---|
顔 | 1~2か月 | 3~4か月 |
ワキ | 4か月 | 3か月 |
VIO | 1~2年 | 1年〜1年半 |
腕 | 3~4か月 | 5~6か月 |
脚 | 3~4か月 | 5~6か月 |
脱毛サロンや医療脱毛で2か月~3か月間隔で通うのは、この成長期のサイクルに合わせているからです。
ちなみに毛周期とは、
成長期1 → 成長期2 → 退行期 → 休止期
の4段階サイクルのこと。
肌表面に出ている毛は全体の約20%
脱毛ケアを3日に1回、毎日しても意味ないのは、効果があるのは成長期の毛にだけと説明しました。
さらに、もうひとつ。
今、体の表面に見えている毛は、全体の約20%ほどなんです!
脱毛サロンや医療脱毛で、最低でも5回以上の施術を受けなければいけないのは、これが理由です。
しかし、毛周期のサイクルで照射しても、100%確実に成長期の毛にアプローチとは限らない。
だから、医療脱毛が永久脱毛といっても、5回が終わった時点で完璧にツルツルになることはないのです。
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家庭用脱毛器を使う頻度は1週間に1度か2週間に1度でOK
家庭用脱毛器は業務用と比べるとパワーが劣るので、サロンやクリニックと同じ間隔で脱毛していても効果は感じにくい。
だから、家庭用脱毛器の推奨照射頻度は、大体が1週間に1度か2週間に1度に設定されているのです。
1週間に1度か2週間に1度の間隔で照射するのは、パワーが弱い家庭用脱毛器でも成長期の毛に効果を発揮するため。
過剰に照射しすぎるとムダ打ちはもちろん、肌への負担にもなるので注意してくださいね。
部位を変えて毎日か?1週間に1度全身か?脱毛パターン
毛周期を無視したムダ打ちはもったいないだけ!
毎日脱毛したいなら「今日は脚、明日は腕」など、ケアするパーツを変えて照射しましょう。
処理する時間が短くなるため、仕事や家事、育児に忙しい女性におすすめの方法です。
週に1度は自分の時間をゆっくり取れるなら、その日にまとめて全身脱毛!
この日に頑張るだけで1週間ケアしなくてもよくなるなら、気合も入りますね。
家庭用脱毛器を3日に1回使うの意味ある?のまとめ
- 光脱毛もレーザー式も同じ
- 3日に1回や毎日の照射はムダ打ち
- 使用する家庭用脱毛器の推奨頻度を守る
- 不明なときは1週間に1度か2週間に1度照射
- 使用部位が別なら毎日使っても問題なし
- 同部位なら短くても1週間は間隔をあけること
脱毛サロンでも医療脱毛でも家庭用脱毛器でも、脱毛は成長期の毛以外にはダメージを発揮できません。
家庭用脱毛器のショット数を無駄にしないためにも、短期間で脱毛は完了しないことを覚えておいてくださいね。
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