ケノン脱毛器で脱毛するときに、冷やさない方が効果が高いということはありません。
ケノンを使うときは「保冷剤で冷やすこと」と公式サイトには書かれていますが、冷やさずに脱毛している人も多い様子。
でも、冷やさずに脱毛して肌トラブルになっている人も多いんですよ!
冷やす作業がめんどうなら、最初から冷却機能搭載の家庭用脱毛器を買うべきです。
肌トラブルを無視すればケノンで冷やさなくても脱毛はできます
ケノンでは脱毛の前に脱毛する部位をしっかりと冷やし、またケノン照射後にもその部位を冷やすことが推奨されています。
でも、ネット上では「最初はしっかり冷やしていたけど、途中からめんどくなって冷やさずにやるようになった」なんていう声もチラホラ。
最近はケノンのパチパチにも慣れたもんで、腕や二の腕程度なら、冷やさずレベル10を6発ショットしちゃってますw
— 朋 (@TomoN1975) January 23, 2018
流石に脚の付け根やデリケートな所は、結構冷やさないと痛いんだけどねw
ケノンのレベル10、ちゃんと冷やさないと痛いw
— こーすけ (@UkyokyoVulcan) April 18, 2020
日焼けする前にケノンするけどわざわざ冷やさないから痛いンゴ
— yasu@らぼっと&パワーストーン (@mackyman57) April 16, 2021
でも、ヤケドや炎症などの肌トラブルが起こっても自己責任だとわりきれば、冷やす行程をスキップすることはできます。
とくにレベル1から4程度など弱めの出力でケノンを使う場合は、そこまで肌が熱く感じることはありません。
ただし、レベル7・8・9・10など高出力で照射する場合は、冷やしてから脱毛しないとリスクが高すぎます。
また、ストロングカートリッジを使用する場合は、絶対に冷やしてくださいね!
冷やす作業が推奨される理由は「痛み」と「炎症」を防ぐため
そもそも、ケノンの照射前と照射後に肌を冷やす必要があるのかというと、その理由はずばり「痛み」と「炎症」をできる限り防ぐためです。
低出力のときは、冷やさなくても何も感じないかもしれません。
でも、レベル7以上の出力で照射をするときには、かなりの熱が出ますし肌への負担も大きくなります。
例えば、高出力で冷やさずに照射すると、照射部分にバチンと弾かれるような痛みがはしり、また肌もかなり赤くなることでしょう。
さらに後日、その赤くなった部分が火傷の痕のように色が変わって、しばらくヒリヒリ痛いなんていう事態になることもあります。
レベル10やストロングカートリッジによる高出力の場合には、冷やしていても軽い痛みや肌のヒリヒリ感、痒みのような感覚が残ることもあります。
それほど強力なので注意しましょう。
寒いからってストーブにあたりながらケノンやってたら脇やけどした!やっぱりちゃんと冷やさないとダメだよね(ばか)
— ひーちゃん (@kurihina_) December 3, 2021
ケノン冷やさないとやっぱりだめだ。部分部分で腫れやかゆみが出てきちゃった…
— ?? (@HANARABI_7) November 1, 2017
Vと左手首のみ
— ちゃんれみ (@oxxxRemixxxo) October 2, 2022
ケノン レベル8
しっかり冷やさないと、あつ!ってなる
ケノンは美顔器モードでも冷やすの?
ケノンのスキンケアカートリッジを使って美顔器として使うときも、冷やす作業は必要です。
照射前・照射後、どちらも10秒ほど冷やしましょう。
ケノンは冷やさない方が効果があるって本当?
ケノンで脱毛するときに、冷やさない方が毛根にジワジワ効いて効果が高いというのは嘘です。
ピカっと照射された瞬間、ムダ毛の黒いメラニンにダメージを与えます。
あとに残った熱を放置しておけば、長い間ムダ毛に効くというわけではありません。
熱によって肌内部が影響を受け乾燥しやすくなったり、皮膚表面が冷やされないことで炎症を起したりするだけ!
ケノン
— まりあ♡永遠少女 (@yandererasama) May 11, 2020
冷やすのめんどくさいから冷やさずレベル6でバチバチしだしたけど(冷やさないままレベル7は痛い)レベル7の方が数日後にはスルスル抜けて効果あった気がする……
レベル6なんもならん
乾燥した肌は次に脱毛するとき、よりダメージを受けやすくなるので、きちんと冷やしてケアしておくほうがいいんですよ。
ケノンで脱毛するときの冷やし作業 3つのポイント!
冷やし作業がスムーズに行えるように、3つのポイントをまとめてみました。
1. 照射前後に各10秒の冷やし作業
ケノンの脱毛で肌トラブルを起こしたくないという方は、必ず照射前に10秒、そして照射後にも10秒間肌を冷やすように心がけましょう。
そうすれば肌への負担を最小限に抑えることができるので安心です。
10秒というと長く感じるかもしれませんが、この行程を省いて火傷やヒリヒリ感、肌荒れなどを起こしてしまうと、それを治療するのにさらに時間やお金が必要になります。
それを考えて照射前後の10秒間、しっかりと冷やしてくださいね。
2. 保冷剤は手元に3個、予備として冷凍庫に複数冷やしておく
肌を冷やすための保冷剤は、できるだけ多く用意した方が脱毛がスムーズになります。
その時に使うものを手元に3個ほど、また全て溶けた時に追加で使うように、さらにいくつか冷蔵庫に冷やしておくと安心です。
どこの部位を脱毛するのか、全身脱毛するのかにもよりますが、使っていると思っている以上に保冷剤はどんどん溶けていきます。
持っている手の熱と照射部位の熱のせいで、食品を冷やしているときとは比べ物にならないスピードで冷えなくなっていきます。
ケノンを購入すると保冷剤が2つ付いてきますが、さらに自分でも用意しておきましょう。
3. 水滴対策のため手ぬぐいやハンカチで包んで使用する
保冷剤を使っていると、どうしても水滴がついてきます。
水滴の対策としては、薄手の手ぬぐいやハンカチで保冷剤を包むのがおすすめです。
厚手だと冷えにくくなってしまうので、なるべく薄いものを使うようにしましょう。
ケノンは防水ではありませんし、電化製品なので水気があると感電の危険性もゼロではありません。
また、ケノンが濡れることで、故障の原因にもなる危険性があります。
実際、手が濡れた状態でケノンを使うことは、取り扱い説明書でも禁止されているので十分注意してください。
冷却ジェルはケノン故障につながるので使用しない
寒い時期に保冷剤を長時間肌に当てるのが辛い、できるだけ楽に冷却したいという気持ちから、冷却ジェルの使用を考えていませんか?
しかし、冷却ジェルはケノンの故障につながります。
くり返しになりますが、ケノンは防水ではありません。
さらにジェルがカートリッジに染み込むと、電源を入れたときにショートして爆発などの危険もあります。
ケノンの故障だけでなく、自分自身にとっても危険なので注意してください。
「脱毛サロンでは冷却ジェルを使用するので大丈夫だろう」と思う人も多いかもしれませんが、ケノンでは絶対にダメだと覚えておきましょう。
ケノンで冷やさないまま脱毛するのがダメな理由のまとめ
ケノンで脱毛するときに冷やさない人もいますが、肌トラブルが起こってから後悔しても仕方ありません。
脱毛してツルスベ肌を手に入れたいなら、冷やさずに照査するのはやめましょう!
どうしても冷やす手間がイヤなら、冷却機能付きの家庭用脱毛器を検討してください。